宣言文 "Tokyo Initiative"(和訳版)

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"Tokyo Initiative -North East Asian youth declaration for Sustainable Consumption and Climate Change-"

東京イニシアティブ 2007年9月21日

私たち、日本・東京で開催された第3回TUNZA北東アジア青年環境ネットワーク会議に参加した中 国・日本・韓国・モンゴルの50人の青年は、『気候変動と持続可能な消費』について話し合い、行動 計画を立てました。私たちは、それぞれの活動主体が気候変動を防ぎ、持続可能な消費を達成する必 要があると宣言しました。この点について、それぞれの活動主体が私たちの作成したこの宣言に従う ことを求めます。

個人に対し、
私たちは、有機製品を使うこと、地元でとれた食べ物やスローフード(ファストフードやインスタン ト食品ではない食物)を選ぶこと、自分の歯ブラシやコップ、水筒を持ち歩くこと、リサイクルされた 紙を使うことを求めます。また、黄色電球ではなく白色灯を使うこと、自家用車ではなく自転車や公 共交通機関を利用すること、値段よりも質を重視すること、リサイクルよりもリユース(再使用)を 重視することを求めます。

政府に対し、
私たちは、教育改革を進めること(学校の教育課程に環境教育を取り入れること)、環境税を導入す ること、政策を見直すこと、企業の経済活動に適切な規制を加えること、学術的な権威からの支援を 受けること、継続的なロビー活動を求めます。

民間部門に対し、
私たちは、人間と自然とが繋がりを持つこと、同日開催のイベントを行なうこと、ファッションの 流行の移り変わりが速すぎないこと、そして人々が環境に関する知識を身につけていることを希望し ます。また私たちは、情報を共有し、データベース(インターネットをベースとするネットワーク) を構築する必要があります。またNGOと企業は、持続可能な開発を達成するために可能な限りの投資 を行なう必要があります。

気候変動を防ぐためには、一人ひとりの責任と参加が必要です。私たちはこれから先、それぞれの レベルでできることを始めていくことができます。

<アクションプラン>

グループ1:持続可能なネットワーク構築
この計画はNEAYEN会議のメンバーが長期にわたって互いに繋がりあい、今後における4ヶ国の持 続可能なネットワークを作ることを目的としています。まず私たちは、連絡と情報共有の手段として、 10月1日までにメーリングリストを立ち上げます。次に、2ヶ月に1度定期的に、インターネットを通 じてニュースレターを発行します。ニュースレターの編集メンバーは、11月1日までにボランティア を含めて編成されます。2008年1月までにニュースレターの第一号を発行し、意見や感想を募集しま す。

グループ2:北東アジアを越えて
私たちは、環境教育ブックレットの作成を通じて、アジアをはじめとする世界中の青年に対して、 気候変動を防ぐための持続可能な消費という概念や、北東アジアの青年が地球温暖化防止という目標 を達成するために進めている活動を伝えます。私たちは、ブックレットのコンセプトを作り上げ、地 域の青年・NGO・専門家が参加する国や地域ごとの編集委員会を設立し、国連や他の科学当局などの 指導の下、多くの青年に参加してもらいながら内容を作成し、環境にやさしい材料だけを使い、国内 の青年団体と協力しながら多くの人たちへの普及を行ないます。

グループ3:ロビー活動
私たちは、各国の隅々にまで私たちの意見を届けられるよう努力します。私たちの計画は、(1)私た ちの声をもっと広げられるようなイベントを催すこと、(2)政府あてのメッセージを届け出ること、(3) 政治家と政治家による市民へのアピールに対してアピールすることです。私たちの計画には、気候変 動と電気・水・廃棄物・渋滞の状況についての調査を重点的に行っているCDMを結合する計画も含ま れています。目標達成には3つの方法があります。(1)気候変動についての小冊子を配布すること、(2) 電力の使用状況や二酸化炭素の排出調査をすること、(3)個人の炭素使用量の計算を通じて人々の意識 を目覚めさせることです。

グループ4:青年の声の集約・発信
私たち、東京で開催された第3回TUNZA北東アジア青年環境ネットワーク会議に参加した青年は、 2008年の世界環境デーのキャンペーンを立ち上げました。私たちは"WE (World Environment), our Day" と銘打って、子ども、青年、大人の3つのグループを対象にキャンペーンを行ないます。キャンペー ンが行なわれる3日間、4ヶ国において、私たちはマスメディアや政府から支援を得るつもりです。こ のキャンペーンは、TUNZA北東アジア青年環境ネットワークの長期的な提言活動のはじめの一歩に過 ぎないのです。

グループ5:将来に向けての計画
将来への計画には、メンバーシップの拡大や他のNGOとの協力といった、異なる目的を持ついくつ かの目標が含まれます。実際に行なう活動として、私たちは教育改革のための調査活動を選びました。 これは、調査の過程で自然とピア・エデュケーション(同世代間での教育)、各地域の他団体との協力 によるネットワークの拡大が行なわれることを期待してのことです。グループ5は私たちが作成した 議論を基に、4ヶ国語で小冊子を発行し、そして青年に対して環境教育をします。

【和訳:高木俊太・新宅あゆみ・菊地理美】

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