グループディスカッション

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Group 1

参加者

ファシリテーター Fei Xiaojing(中国)
日本3名(小隅誠司・進藤仁美・仙石裕明)
モンゴル2名 中国2名 韓国2名

ディスカッションの内容

このグループでは、テーマに関連する身近な問題について国際的な視点から話し合いが行なわれた。 具体的には以下の5つの問題を取り上げた。

  1. 割り箸の使用増加による森林破壊
  2. カシミアの需要増加に伴うヤギの飼育頭数増加によって拡大する中国・モンゴルの砂漠
  3. 紙の大量消費による森林破壊
  4. 電灯の利用によるエネルギー消費量の増加
  5. 二酸化炭素の排出による地球温暖化、車の排気ガスによる大気汚染

アクションプラン

各トピックのアクションプランは以下の通り。

  1. My箸・竹箸・鉄箸の使用
  2. 消費者にカシミア製品を買わないように呼びかける、ヤギの数を規制する、カシミア製品に課税する
  3. 再生紙の利用を促進、再生紙を生産する企業を支援、両面印刷の促進
  4. こまめに消灯、自然光の利用、エネルギー効率の良い灯の使用
  5. クールビズ・ウォームビズの実施、エアコンの温度設定を夏季28度、冬季18度に設定、車に課税する、ナンバープレートによる都市部への車乗り入れ規制

感想

広いテーマが設定されていたが、身近な問題を取り上げて話し合ったため、各国の現状を比較しや すく具体的な話し合いとなった。国によって抱えている環境問題は違っているが、貿易を介して密接 に関係していることが確認された。今後、それぞれの国で環境活動を展開する際には、環境問題の国 際的なつながりを意識した取り組みが求められるだろう。

【進藤仁美】

Group 2

参加者

ファシリテーター 田中映江(日本)
日本4名(吉田晃菜・森恭子・伊藤康弘・田中映江)
モンゴル1名 中国2名 韓国2名

ディスカッションの内容

まず、どのような問題があり、何を学んだのかを全体で共有し、持続可能な消費と気候変動のテー マに基づいて、話し合う問題について意見を述べた。次に、何ができるかを考え、一人ひとり付箋に アイディアを書き出し、意見を出し合った。

ディスカッションでの意見

  • 少ない消費が持続可能な消費ではない。
  • 持続可能な消費で重要な3つのこととして、技術、社会システム、精神ではないか。
  • 再生可能なエネルギーを使いたい!!
  • このまま現在のライフスタイルを続けていくと、深刻なエネルギー問題に直面する。社会システムを変えたり、ユースの取り組みをしたりすることは重要になるだろう。
  • ユースはもっと良い生き方の手本となるようにすべきだ。
  • グリーン税や環境に優しいグッズは持続可能な消費につながる。
  • 発展途上国の人たちとも協力したい。

アクションプラン

  • 屋上緑化
  • エコ婚をする。新婚旅行は自転車で!
  • 情報を発信する場所の確保
  • NGOの充実
  • 環境教育の推進
  • 政府への提言

感想

ディスカッションではそれぞれが意見を出し合い、参加者で共有することができた。私たちができ ることとして、エコ婚をするというようなユニークな意見もでたりして真剣、且つ楽しく話し合うこ とができたのではないかと思う。このように今後も楽しく、真剣に環境活動をしていきたい。

【森恭子】

Group 3

参加者

ファシリテーター 高木俊太(日本)
日本4名(薮内雪サンドラ・吉田泰洋・井上紘貴・高木俊太)
モンゴル2名 中国2名 韓国2名

ディスカッションの内容

最初に、なぜ問題が起こっているのかを考え、それについてどう思うかも意見を出し合った。これ らを踏まえたうえで、持続可能な消費を推進するために、私たちに何ができるかを考え、提案を出し ていった。

アクションプラン

  1. ゴミの減量…歯ブラシやマイカップ、マイボトルを持参することでNEAYEN会議をより環境にやさしいイベントにすること、大学や地域におけるリユース市やフリーマーケットの確立、「Mottainai」の精神を広めること
  2. エネルギー節約…蛍光電球利用、自転車や公共交通利用の推進
  3. 環境に配慮した消費…有機栽培製品の利用、地産地消、スローフード
  4. 国際協力…インターネットをベースとしたネットワーク作り、同じ日に4ヶ国同時でイベントを行なう

感想

このグループディスカッションでは、2日目のイオンへのフィールドトリップやこの日の午前に行 なわれた安井先生の講義、各国からのテーマに関するプレゼンも活用されたアクションプランができ た。自分の意見を述べるのに苦労もしたが、お互いに意見を出し合い、共有できた。短い時間ではあ ったが、とても内容の濃いディスカッションであった。

【井上紘貴】

Group 4

参加者

ファシリテーター Park Eun-Jeong(韓国)
日本4名(菊地理美・斉藤裕弘・渡辺麻有子・小林佑輔)
モンゴル2名 中国2名 韓国2名

テーマに関する各国の状況

日本
大企業の環境修復事業への寄付などの活動はあるが、そのような事業ができるのは本当に 一握りの企業だけである。それでもまだ他国に比べ環境事業が進んでいる印象を受ける。
モンゴル
人口が圧倒的に少ないことで他の三ヶ国とは条件が違う国。このことは環境対策の面で情 報一括されることやキャンペーンを行ない易いことで、有利な点と言えそうだ。都市に住む貧 民の生活様式も都市環境問題に影響を与えている。
中国
インターネット上にGreen-Choiceという環境対策に対する企業のランキングがあるが、知 名度も低く下位企業はランキングを無視している。エネルギー面では地方自治体が資金を得る ためにダム建設が盛んであるという問題がある。また地下水の減少と水価格の上昇が問題。
韓国
携帯電話が短期間でモデルチェンジをし、小さい子どもも含め消費者が次々と買い換えて ゴミが出ている。スーパーのレジ袋は、大きな袋1種類しかない不便な店もある一方、デポジ ット制で袋を返せば全額返金し、リサイクルをしてくれる店もある。

ディスカッションの内容

気候変動と持続可能な消費活動をつなげるにあたって、気候変動に関する環境問題は多岐にわたる ため、二つをつなげる媒体をエネルギーに絞って考えることにした。「気候変動による現象」、「エ ネルギー政策」、「持続可能な消費活動」の三グループに分かれてそれぞれの要素を列挙し、最後に それらを、グループをまたいで関連付けることによって気候変動の問題とその解決策を導いた。

アクションプラン

具体的なアクションプランは出なかったものの、どの国でも不明確であった各エコマークの信憑性、 エコである根拠やその発行元などを明確にし、消費者がそれらの商品を買い求めるようにするべきだ という意見に一致した。青年のアクションプランとしてはそれらの情報の公開を促進することや、エ コマーク消費キャンペーンを行なうことが挙げられる。

感想

各国の状況をグループ内で分かち合えたことは非常に価値があった。これこそが、各国の参加者が 直接会って、面と向かって自分の言葉で伝える国際会議の意義だと思われる。最初は進行に戸惑いは したものの、ディスカッションが一度始まってしまえば話は尽きることなく、円滑に話し合いができ て良かった。

【渡辺麻有子】

Group 5

参加者

ファシリテーター Sanduijav Tserendolgor(モンゴル)
日本4名(千葉明日香・臼井明由美・梶畠秀一・新宅あゆみ)
モンゴル3名 中国1名 韓国2名

ディスカッションの内容

まず始めに"Climate Change"を考える上で欠かせないことを再確認し、そして私たちはどのような理 念の下で活動しなくてはならないのか、どのようなことができるのだろうか、ということについて話 し合った。

アクションプラン

<理念…意識しなくてはならない点>

  • 「人間は自然の一部である」という考え方。
  • 私たちは「物の値段」よりも「品質の良さ」を考えるべきである。

<具体的なアクション>

  • 政府による介入もやはり必要となってくる。そして私たちは政策に対してチェックをし、もっと政策や政府に対して意見を述べるべきである。
  • 他の国との協力が不可欠である。そして互いに刺激しあうことで各国でのキャンペーンにおける若者の先導力を高める。
  • 環境問題における教育改善。小学校などに出向き、環境教育をもっと広げる。
  • 若者の活動における活動の一貫性
  • SLOW FASHION…スピード重視のライフスタイルの見直し。

感想

私たちグループ5では、単に「私たちは何ができるだろうか」だけではなく、「どのような考え方、 理念を忘れてはならないか」という深まったところまで話し合うことができた。互いの考えを共有す るのはなかなか難しかったが、各国の環境活動報告で互いの考えや活動を受け止めていた分、考えの 共有が行ないやすかった。1つの議題に真剣に取り組むことができ、とても多くのものを得られた。 貴重な時間であった。

【臼井明由美】

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