Energy Action Coalition

Elissa Smith
(Canadian Youth Environmental Network)

Energy Action Coalitionはクリーンなエネルギーを推進している北米で活動中の30のユース団体の集まりです。

メンバー団体は地球温暖化を改善するには経済と社会構造の転換が必要であると信じ、協力しあいながらクリーンで再生可能な電力をサポートしています。私達はクールビズやウォームビズなどの日本の取り組みを賞賛しますが、温暖化を改善するにはエネルギーの生産と消費の仕組みを根本的に帰るさらなる努力が必要なのです。

そのエネルギー革命の前線に立っているのは他でもない私達の世代です。再生可能なエネルギーのある未来を作ることは長期的に見て私達の未来に投資することなのです。

昨年モントリオールで行われた気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)の国際ユースサミットには26カ国から100人もの若者が参加し、「各国政府は再生可能なエネルギーに移行し、化石燃料への助成金を排除すべきである。原子力発電や大規模な水力発電は持続可能な社会づくりにはつながらない。人権の保護と社会責任を念頭に置いて、化石燃料からの自立に取り組むべき」と声名を出しました。

このエピソードは次世代を担う若者を中心とした運動のほんの一部で、今世界中で学生や若者がそれぞれの学校や地元地域で新エネルギーの購入、持続可能な交通手段への投資や電力の能率改良などを推進するための草の根運動を展開しています。

北米でも何千もの学生が再生可能なエネルギーを各キャンパスに紹介しています。私達は私達の未来を守るため一丸となり環境を汚染するエネルギーに反対し、政府や社会にもそれを促しているのです。

北米の若者によるクリーンエネルギー推進運動は1990年代後半にいくつかのキャンパスがクリーンエネルギーを購入したことから始まりました。今では再生可能なエネルギーを使う学校は80校に上り、その総量は500.000Mwhにもなります。また、30校以上が11Mwhのクリーンエネルギーを導入し、5校以上が100%の電力をクリーンエネルギーでまかなっています。何百もの大学がCampus Climate Challengeに参加し、北米中で成功を収めています。大学はいつの時代でも革新的、教育的運動の中心で社会に変化を呼びかけてきました。そして現在、より平和で持続可能な社会実現のため今まで以上に活動的にならなければいけないのです。

2004年の秋にEnergy Action Coalitionは「化石燃料からの独立宣言」声明に30,000名から署名を集め、2005年3月3日には400ヶ所で「Oil on Ice」のビデオを上映しました。全米三箇所で開催された学生エネルギー会議では何百人もの学生が集い、ワークショップや講義に参加して経験を分け合いました。

2005年10月にはApollo Alliance(注1)と”New Energy for Campuses”を共同出版、環境にやさしいキャンパスづくりに成功した30以上の大学を詳しく紹介しました。私達のウェブサイト(http://www.energyaction.net)にも従来のエネルギーとクリーンエネルギーの理念やキャンパス運動を起こすための手引きなどがのっています。

私達は何が問題なのか知っていて、クリーンなエネルギーが解決策なのも分かっています。私たちは地球温暖化に立ち向かうことができ、そうすることはより良い社会を実現するきっかけなのです。石油の時代は終わりに近づき、若者はもうすでにクリーンエネルギーの世代に歩き始めています。私達は自分たちの社会をもっとクリーンに、もっと持続可能にしていくのです。

注1
Apollo Allianceとはクリーンエネルギーを定着することによって国内の経済を活性化することを目的としたアメリカで活動する連合同盟です。http://www.apolloalliance.org/
活動マニュアル(日本語)(pdf, 684kb)

インターナショナルチームより
Campus Climate Changeは、今は主にアメリカとカナダの学生の活動ですが、イギリス、オーストラリア、中国、ナイジェリアでも活動を始めている・始めたいと動きがあるそうです。Energy Action常勤スタッフのBillyと話をしたときに言われた「日本の学生は今の自分たちの活動だけで温暖化を止めることができると思っているのか?(一緒に活動しようよ。)」の言葉は今でも頭から離れません。

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