6つのアプローチ

1.政治

政治は国家や国際社会の、資金配分や規制を決める力を持っているため、社会問題の動向に大きな影響力を持ってきました。ここでは、政治がこれまでの環境や開発分野に対しての取り組みをどのように形作ってきたかを探ります。さらに、実際の社会的なキャンペーン等を通じて政治へ影響を及ぼしてきた事例を見ていくことで、これからのユース活動がどのように政治に対してアプローチしていくべきかを考えます。

2.ソーシャルビジネス

ビジネスを通じて社会問題を解決していくことができれば、お金の循環も生むことができ、持続的な解決手段となり得ます。この分科会では、ソーシャルビジネスの実際の事例をいくつか検討した後、仮定の事例に対するケーススタディを行います。その中で、ビジネスモデルを構築する上での基礎的な考え方を習得します。

3.教育

社会問題に対する本質的なアプローチ法として、教育は欠かすことができません。この分科会では、持続可能な社会を創るうえで教育がどのような役割を果たしてきたかを振り返り、今後の教育、特に環境教育および開発教育のあり方を考えていきます。

4.学術・研究

社会問題の解決に際して、専門的な知見はこれまで非常に重要な役割を果たしてきました。活動の中に科学的知見が入ることにより、活動の質が高まり、活動の信頼性や影響力が増した事例は数多くあります。本分科会では、研究者と活動家の間のより頻繁なコミュニケーションのあり方を模索し、学術的研究が社会的な活動へより一層貢献する道を探ります。

5.メディア

メディアは人々の行動に大きな影響を与えますが、社会問題に対しても例外ではありません。この分科会では、マスメディアを中心とする報道が、どのように社会問題を伝えてきたかを考え、マスメディアのもつ課題を考察します。次に、近年IT(情報技術)の発達とともに普及してきた、ブログやSNSなどの「ソーシャルメディア」と呼ばれるものとマスメディアの違いを検討し、活動をしていく上でのソーシャルメディアとの付き合い方を考えていきます。

6.デザイン

デザインや伝え方が変わると、同じ内容であってもインパクトを大きくしたり、これまで影響を与えられなかった人たちにも影響を与えられるようになるため、社会問題への関心を高めるためには重要なアプローチのひとつといえます。この分科会では、デザインを取り入れることによって活動の影響力を高めた事例を紹介します。その上で、自分たちの活動にどのようにデザインを取り入れていくかを考えていきます。



本事業は、アヴェダアースデー月間2010募金による支援を受けています。