【なぜ生物多様性か】

開発や乱獲、里地里山等の手入れ不足、外来種の持ち込みなどが原因で、生物の多様性に深刻な影響をもたらしています。現在、年間4万種もの生物が絶滅しているといわれ、これは過去の平均的な絶滅速度の1000倍にあたります。また、日本においても3千種以上が絶滅の恐れがあるとされています。この結果、漁獲などの食糧生産、きれいな水の供給、災害を防いだり緩和する効果など、生物が多様であることによって得られる様々な利益が急速に損なわれつつあります。

なぜ今年、生物多様性問題が重要なのか?

生物多様性についてより深く知りたい方へ:
生物多様性とは(環境省)

生物多様性に関する様々な映像(Green TV Japan)

【なぜ今年か】

今年10月に、名古屋で世界中のほとんどの国が締結している「生物多様性条約(CBD)」の第10回締約国会議(COP10)が開催されます。この会議は、2002年のCOP6にて採択された「生物多様性の損失速度を、2010年までに顕著に減少させる」という「2010年目標」を基に今後の目標などについて議論される節目の会議となり、非常に重要です。これまで、生物多様性減少の問題は、気候変動問題に比べるとそれほど注目を浴びていませんでしたが、今年は生物多様性に関する今後の世界の動向を決める重要な年であり、政府、企業、NPO/NGOを問わず、生物多様性に対する関心が非常に高まっています。

なぜユース(青年)の生物多様性への取り組みが重要なのか?

生物多様性条約について:
生物多様性条約について(生物多様性条約市民ネットワーク)

【なぜユース(青年)か】

現代は「第6の大量絶滅時代」といわれるほどの勢いで生物の多様性が失われています。そしてその結果、これまで生態系がもたらしてくれた多くの便益を、これからの青年やその子供たちは受けられなくなるかもしれません。そのため、青年が生物多様性について考え、意見を発信していくことは、自分たちの将来について考え、発信していくことに他なりません。また、生物多様性の現象を食い止めるには、各現場でのきめの細かい対策を取ることが重要であり、草の根の活動をリードする存在として、青年の活動が果たすべき役割は非常に大きいものがあります。

全国ギャザリング2010では、生物多様性に関して草の根レベルで活動する青年から国際社会に対して提言を行っている青年まで、多種多様な活動を行っている人たちが集結します。そしてそれぞれのプロジェクトをより発展させていくと共に、青年全体として、中長期の目標を見据えて今後の動きを生み出します。



本事業は、アヴェダアースデー月間2010募金による支援を受けています。